フジファブリック・志村正彦・富士吉田 × 私の脳内万華鏡

志村正彦が「富士山」というワードを使った唯一の歌?

日付が変わって12月24日になりました。

まだ寝てないから今日と言ってもよいような昨日23日は、なんかそわそわしてしまって。

 

今年の夏からこのブログを始めて、それから初めて迎える12月24日という特別な日を前に、何かちょっとでも特別なことを書かなければいけないような、へんな使命感というか、意気込みと言うか、それほどのものでもないけれど、でも何事も無いようにともできないし、何か書こうと思うけど、思うことや書きたいことがあり過ぎて。

 

そこで、アルバム『MUSIC』について書き始めたのですが、まとめきれないまま日をまたいで24日になってしまい、

 

で、

 

あまり神妙になりすぎるのも何だしと思っていたら、

ふと今しがた思い浮かんだことがありまして。

 

たしか娘が見つけてくれた動画だったかな。

 

「それぞれで生まれた男」で検索すると出てきます。

 

「大阪で生まれた女」の曲の自前替え歌を 寺岡呼人・志村正彦・和田唱・桜井和寿・奥田民生の順で歌います。

 

いいんですよ、これが、とても。

 

富士山の麓の町、富士吉田市に生まれ育ち、その地元愛が強かった志村正彦さんですが、リリースされたフジファブリックの曲たちには「富士山」というワードは出てきません。

何かとあえて直接的な表現をすることを避けていた傾向がありましたし、富士山はあまりにも身近であまりにも偉大で特別過ぎて、作品の中に入れるには、あまりにも私的過ぎるとか、畏れ多いとかいうのもあったのでしょうか。

 

でも、フジファブリックの看板から離れたところで地元を歌う歌にはしっかり入れてきましたね。

この歌を聴いて私はなんかホッとしましたよ。

 

そして「エベレストにはようついていけん」と言っても、「富士山で育った男」と言えるのだから、胸を張るには充分ですよ。

 

 

辿り着いたら 富士急ハイランド前

FUJIYAMAにも乗ったけど ドドンパにも乗って

河口湖の逆さ富士を 思い出しながら

中田ヒデは 股関節痛で泣けてきた

 

山梨で生まれた男 ずら

山梨の町 よう捨てん・・・ずら

富士山で育った男ずらが

エベレストにはついてゆけん・・・ずら

 

辿り着いたら 青木ヶ原樹海

磁石の針を狂わせた夜

 

それぞれで生まれた男・志村正彦偏
(耳コピのため、表記文字は不確かです)