フジファブリック・志村正彦・富士吉田 × 私の脳内万華鏡

志村正彦の故郷を訪ねて《富士吉田市・小室浅間神社⓶猫》

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下吉田駅前で夕方6時の防災チャイム『若者のすべて』を聴いて、その余韻に浸りながら、私たちはまだ歩いたことのない道を歩いてみることにしました。

 

駅に向かって左手方向の小道に入り、小さな踏切を渡ると、畑のある緑豊かな風景が。

『いつもの丘』の忠霊塔方向に向かう小道ですが、私たちは忠霊塔へは行かずに、中央高速の下から月江寺方面へ向かいました。

このあたりの風景、すごく好きです。(写真撮り忘れて残念)

 

なぜか今だにあの風景が、ふいにふわっと蘇ってくる不思議。

 

志村少年は、このあたりを歩いたり、走ったり、自転車をこいだりしていたのだろうか。

 

 

 

そして、おひめ坂通り(この名前がすごく好き)に出て、また踏切を渡って、月江寺の池の方に向かいました。

 

 

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月江寺の池を眺めて、娘は小室浅間神社(おむろせんげんじんじゃ)へもう一度行きたいと。

そうね。お馬さんに会うミッションは遂行できたけど、猫さんには会えなかったもんね。

もう一度行ってみよう。と、私たちは小室浅間神社へ向かいました。

 

 

昨年12月に夕方5時の防災チャイムが『茜色の夕日』になるのに合わせて下吉田へ来たとき、私たちは志村くんの母校である下吉田第一小学校の校庭でチャイムを聴くことにして、

その前にまだ立ち寄ったことのなかった、志村くんの子供の頃の遊び場だったという小室浅間神社へ行ったのです。

 

 

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この写真は今回行ったときのものですが



神社の鳥居の前にある橋を渡り始めたときに、川沿いのフェンスに沿って右の方から一匹の猫さんがトトトと早足でやってきて。

 

何だかお出迎えのように。

 

ものすごく懐っこい猫で、橋の上でも境内でも一緒に遊んで。

 

 

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真顔だけど懐っこい

 

 

 

そしてチャイムの時間が迫ったので小学校に向かおうと思って、で、猫さんに「一緒に行く?」って話しかけたら、ついて来て、案内までしてくれて、そして一緒にチャイムを聴いたのでした。

 

 

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下吉田第一小学校校庭の隅っこ。ちょっとムスッとしたような顔ながらも、チャイムを聴く私たちの傍らにずっといた猫さん。帰りも橋を渡った先まで来てお見送りをしてくれたのです。

 

 

私たちは、「志村?」「志村の使い?」「志村の化身だよきっと」とか(笑)←いや笑い事じゃなくて、結構真剣だったりして(笑)

まぁ、そんな風に思いたいじゃないですか。せっかくの出来事なので。

以来その猫は私たち母娘の間での愛称『志村ネコ』になっていたのでした。

 

 

 

で、今回、「またこれで会えたら奇跡だけどね~」なんて話しながら神社に向かって、橋に近付いたら、

 

 

「いる!!!!!」

 

 

「いた~!!!!!」

 

 

橋の欄干で、小学生くらいの女の子に撫でられていました。

 

 

私なんて、「そんなうまいこと、あるわけないし」なんて思ってたんですけどね。

だって、いつもずっとそこにいるわけじゃないんだから。

 

でも会えちゃったんですよね(^-^)

 

 

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冬毛が抜けたせいなのか、前より痩せて見える志村ネコ

 

この話はまだ続きます。