この話の前振り
志村正彦の故郷を訪ねて《富士吉田市・小室浅間神社⓶猫》 - フジファマジック
小室浅間神社の鳥居の前にかかる橋の上で 、お目当ての猫さんに見事再会を果たした私たちですが、その時に猫を撫でていた小学生の女の子がとても気さくで、更に大変しっかりしていて、私たちに猫さん情報を色々話してくれました。
・名前はグラ
・下吉田第一小学校と小室浅間浅間神社によくいる
・小学校の子供たちと仲良くしている
・神社の近くの家で飼われているらしい
・最近子供が生まれたらしい
そしてその女の子は
「さっき下吉田駅前にいませんでしたか?」と。
私たちがフジファブリックの『若者のすべて』に期間限定で変更されていた夕方6時の防災チャイムを下吉田駅前に聴きに行っていたときに、その女の子は駅前を自転車で通り、私たちを見かけていたそうなのです。
娘も女の子が自転車で通るのを見かけていたそうで、なんでしょね、ご縁でしょうか。
私たちはちょっと遠くから防災チャイムを聴きに来たのだという話をしたところ、その女の子は「晩御飯はもう食べましたか?」と。
「私、この辺で一番美味しいお店を知っているんです。」と。
「居酒屋なんですけど、ご飯も食べれて、お刺身とかあって。」といった感じに教えてくれて。
で、よくよく聞いたら、そのお店は、その子の家の店だったんですけど(笑)、でもそうやって教えてくれて、本当ありがたいですよね!
私たちは志村くんゆかりの、そしてすっかり私たちのお気に入りになってしまった『M2』で晩御飯を食べることにしていたのですが、せっかくなので、そちらのお店でいただくことにしました。
娘の膝の上がお気に入りらしいグラ
女の子は先に自転車で帰ってしまったので、私たちは教えてもらった通りに緑色の看板を探して。
近くて、すぐに見つかった(^-^)
下吉田駅近くのそのお店は、一見さんが入るにはちょっと気が引ける感じの、カウンターだけの小さなお店だったのですが、後へ引くわけにもいかないので、「こんばんわ~」とお邪魔させていただきました。
お店に立っていたのは、さっきの女の子のおばあちゃんで、見慣れない顔に一瞬戸惑った風な顔をされていたようにも見えましたが、来店の理由を話したりしていくうちに、とても気さくに富士吉田のことなど色々話してくれました。
途中、花火の音がして、外に出て保育園で上げているという花火を眺めたり、ビールを飲んで美味しい肴をいただいたり、下吉田の楽しい夜を過ごさせていただきました。
また立ち寄りたいお店ができてしまった。
今度来るときも一日では足りないな。
※フジファブリックの曲や音楽家としての志村正彦氏の話を綴るつもりで始めたのに、初っ端から旅行記になってしまった(笑)
旅行記はもう少し続きます。