フジファブリック志村正彦さんの10回目の命日である12月24日の二日後、26日に志村くんの故郷である富士吉田に夕方のチャイムを聴きに行ってきた話の続きです。
3年ほど前に志村くんの故郷である下吉田を訪ねて以来、すっかりこの町のファンにもなってしまった私たち母娘は、もうたびたび来てしまっていて、
ほとんど毎回立ち寄るのが、志村くんが子供の頃よく遊んでいたという小室浅間神社です。地元の方は「しもみやさん」とか「しもせんげん」と呼ぶらしいですが。
小さな東屋があったり、馬がいたり、とても気持ちの良い神社です。
そして、このあたりによくいる猫さんに会いたくて。
会えないときもあるんですけど、今回、会えました!
変わらず元気そうで良かった。
それから下吉田駅に向かい、カフェ「下吉田倶楽部」でチャイムまでの時間を待ちました。
下吉田倶楽部には志村くんコーナーがあって、山梨日日新聞の志村くんに関するかつての記事が置かれています。
以前はみうらうどんの掲示板にも志村くんの小さな記事が貼ってあったのすが、いつの間にかなくなってしまっていて。
今もなお志村くんコーナーを置いてくださっている下吉田倶楽部さんには本当にありがたく思います。
そしてですね、娘が志村くんコーナーから新聞記事をお借りして、テーブルでふたりで見ていたら突然かかっていた音楽がフジファブリックに!
♪振り返らずに歩いていったー そのとき僕は泣きそうになってし~まぁったよー♪
って、こっちが泣きそうになってしまったよ。
必死で涙こらえたら鼻水が・・・ですよ。
普段よく聞いている歌声ですが、志村くんの故郷で、そして広い店内で聴くその声は特別な響きに感じましたね。不思議なものです。
LIVEでの感動を味わえない代わりにこうした感動を届けてくださった下吉田倶楽部の方には本当に感謝です。
お店の方にお礼を伝えて、チャイムを聴きに外へ出ました。
毎回、チャイムをどこで聴くのかを考えるのも楽しみの一つです。
娘と相談して、今回は下吉田駅のホームに決めました。
入場券を購入したら
紙の切符でした! 嬉しい!
夏のチャイムは夕方6時ですが、まだ空は明るく、『若者のすべて』がぴったり。
そして冬のチャイムは夕方5時ですが、すでに空は闇が迫り『茜色の夕日』が殊更胸に響きます。
娘録画バージョンをどうぞ
私にとって三年目のチャイム。
いつのまにか一年の締めくくり行事になりました。
今年も良い締めくくりをさせていただけました。
毎年チャイムを流し続けてくださっている富士吉田市の職員の方には、深く深く感謝申し上げます。
ー つづく -