8月26日に放映された『関ジャム完全燃SHOW』についての追記です。
あの放送の収録は、7月10日、志村くんの誕生日に行われたものだったんですね!
こちらのブログ記事で知りました。
関ジャム 観ました | 可愛いに間に合わない(ファッションと猫と通販な日々) - 楽天ブログ
TVに映ったメンバーの、総くんだけでなく、加藤さんやダイちゃんの、あの生真面目な顔は、そういうことか~!と思いました。
それはいつも以上に気持ちというか、心が入りますよね。
ほんと、素晴らしいバンドです。
そして一昨日は久しぶりに娘に会って、先日フジファブリックが出演した関ジャムが全部見れたことを報告しました。
そしたら娘は
「曲短くなってたでしょ!!」
と。
娘「ー♪ないかな、ないかな、なんてね思ってた。まいったな、まいったな話すことに迷うな。ー ここは抜かしちゃだめでしょ。ここを抜かしたら、せっかくの物語の展開が台無しになってしまう。」
私「うん、ホントその通り。」
娘「LINEモバイルのCMみたいに曲の印象深い一部だけを切り取るのはアリだけど、ちゃんと演奏するなら、曲の物語をちゃんと伝えないと。」
といったようなことを申しておりました。
確かに!
もちろんTVでは時間の制約がある上での演奏だから仕方ないですけどね。
そのせいで、せっかくの曲の良さが伝わりきれないのはとても残念です。
特にこの曲『若者のすべて』は、作者である志村正彦氏自身が楽曲のストーリー性にこだわっていた曲です。
曲のストーリー性を確立するために、楽曲の制作過程で、当初サビで始まる曲であったのをAメロから始まる曲に直したといったことを何かのインタビューで話していたというのもありますしね。
それから娘との会話は、番組のゲストコメンテーターのいしわたり淳治さんのコメントになり、
いしわたりさんが指摘された、『若者のすべて』の歌詞における二人称「君」が無いこと、
それに対して娘は、
「『BYE BYE』は逆に「僕」が無いんだよ。」
と。
言われるまで気付きませんでした。
ただし、『BYE BYE』では、1か所だけ「僕」の代わりに「こちら」と言っていると。
『BYE BYE』はPUFFYに提供した曲だから、女の子の立場で歌った曲ともなるように「僕」という言葉を使わなかったのかなと。
確かに、「僕」が無く、「君」があると、その「君」は男性とも女性ともどちらにも取ることが出来る!
ん~、なかなかの気付き。
そして、志村のセンスに脱帽です。
んん?ちょっと待って、
「僕」がいて、「君」がない。その「君」も女性とは限らない?
いつか気まずくなってしまった親友かもしれない。
そんな風にも取れてしまう。
様々な解釈を可能とした奥深い志村曲。
素晴らしすぎる・・・。
「僕」がいて、「君」がない曲
「君」がいて、「僕」がない曲