フジファブリック・志村正彦・富士吉田 × 私の脳内万華鏡

カラオケでフジファブリック(志村曲)を歌い倒してきました

先日、2人のカラオケ仲間(と言っても、ここ2年ほどの年に数回行くくらい)3人で、半年ぶりくらいにカラオケに行きました。

 

いつもフジファブリックの曲を歌いたくて仕方がない私ですが、行き始めの頃はフジファブリックを知らない仲間にちょっと遠慮して、2人のテイストに合わせて選曲しつつフジファブリックの曲を合間に入れていました。

あっ、でも1人はモテキを見ていたらしく『夜明けのBEAT』を知っていて、「いい曲よね」と言ってくれて、嬉しかったです。

 

回を重ねるごとに、だんだんと私は図々しくなって、フジ曲の割合をガンガン入れるようになり、今回は「今日もフジファブリック?」と言われるまでに。

 

で、今回はもうフジ曲を歌い倒してしまおうと。

ただあまりに我が道路線ではひどすぎるかなと、一緒に行った2人がユーミンモードに入ったときに『いちご白書をもう一度』、

消費カロリーバトルモードに入ったときに『津軽海峡冬景色』を歌いはしましたが、あとは全部フジファブリック(笑)

そういうのを許してくれるお2人なので、一緒に行けるわけです。ありがたや。

 

 

歌いましたよ。曲順は忘れましたが。

・ロマネ

・パッションフルーツ

・星降る夜になったら

・眠れぬ夜

・君は僕じゃないのに

・花

・花屋の娘

・陽炎

・ダンス2000

・Anthem

・Sugar!!

・Strawberry Shortcakes

・Birthday

・赤黄色の金木犀

 

総くんの曲を全く歌わないのは申し訳ないので、1曲だけですが

・ブルー

 

『パッションフルーツ』と『ダンス2000』が好評でした。

『夜明けのBEAT』を知っていた方には『ダンス2000』の歌詞「いやしかしなぜに」の部分をいたく感心されて、「でしょ、でしょ?!」とついわかってもらえた嬉しさをあらわにしてしまいました。

 

志村曲、カラオケにほとんど入ってました。

『シェリー』とかも入ってましたからね。

いつかフジファンの娘と、もしくは仕事の相棒と、もしくは3人で、フジファブリックOnlyのカラオケしたいというのが私の夢です(←夢小っさい・笑)

 

今回歌ったのは全部で15曲。

ライブって、ものすごい体力使うんだなぁと思いました。

ギター抱えて歌って、MC入れて。

そりゃあ総くんも「聞いてください、東京」なんて、ありもしないタイトルを言ってしまいますよね。

あ、それは特別?

 

ワンマンのライブだと1ステージでだいたい20曲くらいかそれに近い曲数ですか?

ツアーともなると、移動が入って、それを10からそれ以上ですかね。

合間に空きの日が少し入ったとしても、大変ですよ。

ステージ上では観客からエネルギーをもらってアドレナリンやらドーパミンやら出てノリで行けるのかもしれませんが、ステージ降りたらその反動が来るのでしょうから、1ツアー終えたらぐったりしてしまうんじゃないかと、そのような経験がありませんから想像での話ですけど。

 

そしてツアー後にまたすぐに制作に入ったりインタビュー受けたり、デビュー以降休む間なく走り続けた志村くんの大変さを改めて思った次第です。

 

志村日記2005年9月10月の振り返りインタビューには

忙しいのが続いて、疲れが見え始めていました(笑)

 

東京、音楽、ロックンロール 完全版 志村正彦 より抜粋

という一文があります。

翌年の2006年3月にはドラムの足立房文氏の脱退が正式に発表されて、ドラマー探しに相当なエネルギーを使っていたりというのもあったようですが、志村くんは次のアルバム『TEENAGER』ができるまで、曲が出来なくて苦しんでいたことを『東京、音楽、ロックンロール』で話していますね。

 

志村日記2006年9月10月の振り返りインタビューでは

曲は、この時期から半年くらいできてないです。機材買って何とかなるんじゃないかって。

インプットを求めてたんでしょうね。やっぱり機材の問題じゃなくて、言いたいことの問題ですよね。この頃は、たぶん言いたいことがそんなになかったと思うんです。ある程度吐き出しちゃっていたので。僕は道楽がないぶん、インプットもないんです。映画見たりとかしないとなかなかなくて、恋愛とかも特にしてたわけじゃないので。そこでインプットを怠っていたから曲ができなくて、それがまだ自覚できてなかった頃です。

 

完全版 志村正彦 より抜粋

 このように語っていますね。

志村くん本人の性質が大きいとは思いますが、インプットをする余裕を持つことが出来なかったのではないかと想像してしまいます。

 

ネット上で公開されていた志村日記が2009年に本になるにあたって、その時その時を振り返る志村くんのインタビューも掲載され、日記と合わせて読むと、志村くんの音楽に対する真面目さ・ひたむきさがひしひしと伝わってきます。

 

大真面目にヘンでカッコイイ曲をたくさん作ってくれた志村正彦さんは、私にとって芸術の神様です。

 

話がだんだん逸れてまとまらなくなってしまいましたが、志村話は尽きないということで、本日はこの辺で。