フジファブリック・志村正彦・富士吉田 × 私の脳内万華鏡

吉田のうどん(夕方5時のチャイム「茜色の夕日」を聴きに富士吉田へ②) 

富士山

 

この日、空は曇っていたので、富士山にはお目にかかれないかなと思っていたけど、お姿を現していてくれました。

ありがたや。

 

富士吉田へ行くのなら、やはり吉田のうどんは外しがたい。

 

いつものように都留ICをおりて、富士みちを行く。

そして富士みち沿い、寿駅の近くにある「くれちうどん」に寄りました。

ここは2008年11月に一旦閉店した「みうらうどん」があった場所。

志村くんが自作のマップに書いたみうらうどんは、この場所にあったときのもののようです。

その旧みうらうどんの味を受け継いでいるとか?

 

だから寄るということでもなく(初めはそれで行ったのだけど)

都留ICから下吉田へのちょうど通り道でもあり、

吉田のうどんはツルツル感のない独特の硬さが特徴ですが、今まで食べた中でもくれちうどんの麺は特に硬いです。

太さもあり、すするのが難しい。

私はようやく一本ずつならすすれるようになりました。

けど、地元の殿方たちは豪快にすすっていた。

さすがです。

 

富士吉田へ行くときはだいたい毎回食べる吉田のうどんですが、この硬さがクセになってしまい、ここのところくれちうどん率が高くなっています。

 

 

噛み応えのあるところとか、味噌味とも醤油味とも言えない独特の出汁とか、茹でキャベツや馬肉などこれまた独特のトッピング、

トッピングはそれだけでなくて、店ごとにそれぞれのものが用意されていて、どの店も同じというわけではない。

そしてどこのお店のテーブルにも置かれている「すりだね」と言われる辛みと旨味がギュッと詰まった調味料も店ごとのこだわりの手づくりだったり、

日常的で一見の派手さはないけど、素材のひとつひとつに味わいと個性がしっかりあって、そのハーモニーが滋味深い。

一度ツボると何度も何度も食べたくなってしまう。

 

 

吉田のうどん、志村くんの曲とダブるなぁ。

と、よく思うのです。

 

- つづく - 

 

チャイムはこちら

富士吉田市夕方5時のチャイム「茜色の夕日」2020.12.24 - YouTube