フジファブリック・志村正彦の故郷探訪記の続きになります。
富士吉田滞在2日目のお昼ご飯をどうしようか、私たちは迷っていました(←なんだか食べてばっかり、飲食目的で来たみたい・笑)
志村くんゆかりの『M2』にするか、それとも再度吉田のうどんにするか。
私も娘も、昨年のお正月に富士吉田を訪れて以来、すっかりM2ファンそして吉田のうどんファンになってしまい、ふたりにとってどちらも重要。
かつて志村くんが「吉田のうどん食べにだけ帰りたいと思う。」と語っていたくらい、吉田のうどんを恋しがっていた気持ちが、ちょっぴりわかる気がします。
富士吉田の『みうらうどん』で初めて吉田のうどんをいただいて以来、ときどきふと無性にあの独特の硬さと独特のお出汁のうどんを食べたくなる時が私にもあります。
それと吉田のうどん初心者の私たちにとっては、たくさんある吉田のうどんのお店に興味津々で、あちこちのお店の味を味わってみたいという欲求が(←どれだけ食いしん坊なんだ)。
そしてM2はM2で、志村くんがお気に入りだったらしい『大根スパ』の美味しさはもちろんですが、他のメニューも美味しいし、食べてみたいメニューがまだまだあって(←どんだけ食いしん坊なんだ・笑)。
で、色々考えて(そんなに考えることではないけど考えてしまう)、吉田のうどんを食べてからM2でお茶をして帰ろうということになりました。
ちなみにこの日も夕方の防災チャイム・若者のすべてを聴きたかったのだけれど、外せない用事があって未練を残して帰ることに。
夜までいられたら、M2でご飯できたのにな。
と、前置きが大変長くなってしまいましたが、吉田のうどんはM2と距離が近い西裏通りにある『べんけい』でいただくことに。
『べんけい』は和菓子屋さんでもあり、外から和菓子や海苔巻き・お赤飯を買うことができます。
昭和な感じの品揃えが私にとっては懐かしく嬉しい(^-^)
こちらのお店の歴史は古く、創業60余年とか!
店内は狭くて、畳敷きの小上がりにテーブルが3つくらいだったかな?
暑い日だったので、私はさっぱりとキツネうどん、娘は冷やしうどんを注文しました。
キャベツが嬉しいキツネうどんと、ギュッと締まった噛み応えのある冷やしうどん。
吉田のうどんは『すりだね』と呼ばれる辛い薬味がお伴のようで、自家製であることも多いらしく、各店の『すりだね』の風味を味わうことも楽しみのひとつです。
こちらの『べんけい』のすりだねは風味が豊かで、今まで味わった中で一番好みでした。辛味がきつくなかったのかな?
あっさりしたキツネうどんにも冷やしうどんにも抜群の相性でした。
麺はすすり難い太麺+噛むのが大変な硬い麺がやみつきになってしまった私には、ちょっぴり物足りなかったです。
冷やしうどんは麺が冷水で締まり、硬さを楽しむことができました。
あと、こちらのお店の肉うどんは桜肉(馬肉)ではなく豚肉です。
豚肉バージョンも食べてみたいけど、キツネうどんが美味しかったから、こちらにまた来たとしたら、またキツネを頼んでしまうであろう自分が予想されます。
もっと近ければいいのに・・・。
あ、それと、こちらの『べんけい』のお隣もうどんの店でした。
お隣さんでも食べてみたいな。
M2へ行った話はまた次回。